~日々是修行~スクラップ・ブック

温かい目で見守ってやってください(笑)

なぜ7年もの間発覚しなかったんだろう?

長野の青果卸業者、1億円超使途不明 元経理「1人でやった」:社会:中日新聞(CHUNICHI Web)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017051290202237.html

 

記事によれば

2009~16年までの7年間、簿外で借り入れや小切手の振り出しを繰り返していた

とのことで発覚したきっかけは抜き打ちの監査だということですが・・・

経理の仕事って属人性が高くなっちゃうし、

中小企業でよくありがちな話なんですけどね(笑)

 

発覚が遅れる流れはこんな感じ

 

1.経営数値にワンマンな経営者が興味を持たない(わからない)

2.わからないので経理におまかせ

3.長年勤めている経理担当者が好きなように数字をいじって、外部の税理士や会計士を

いとも簡単に欺く

4.税理士・会計士のチェックが甘い

5.発覚が遅れる

 

逆に経営者自身が悪質な場合も山のようにありますけど(笑)

 

この長印って会社、

資本金も3億超、従業員も200名弱、長野県内に本社支社あわせて4社

立派な会社なのにねぇ。

会計監査を担当してる監査役や外部監査担当会社の責任も重いよ、これ。